どこかに残しておきたい気持ちがずっとあって、どこに残せばよいのかわからなくてしまい込んでいたけれど、ここに残すことにしよう。
子猫との突然の出会い
実は去年の9月半ばの雨の日曜日、子猫を保護した。
元々近所の地域猫と顔見知りになって懐いていたので、毎日決まった時間にご飯を持って行ってあげていたのだけど、その日は「ニー、ニー」と子猫の鳴き声が聞こえる。
これまでも何度か子猫の鳴き声のようなものを聴いた気がしたのだけど、とても近いところで鳴いているのがわかった。
近くの駐車場に入っていくと、やっぱり子猫が歩いていた。近くの茂みにも子猫がいてみんな雨に濡れていて、親猫は見当たらない。
駐車場をヨチヨチと歩いているからといって、やみくもに人間が触ってしまっては人間の臭いがついて親猫のところに戻れなくなるかも知れない。
とりあえず、家にいる母に電話で伝えたら母も駐車場にやってきて一緒に困る。そうこうしている間に駐車場の利用者の車が入ってきてたまらずに1匹を抱き上げると震えていた。
親猫が見当たらないし、このまま置いておけば危ないのは確かだったので仕方なく一旦家に連れて帰ることにした。
連れて帰って部屋の中で見てみると、少しケガもしているしノミもたくさんついていて本当に可哀想な状態だった。
翌日に動物病院へ連れていく
とりあえず、ノミが多くて可哀想なのと保護猫の対応について何かアドバイスがいただけたりはしないかとワンコのかかりつけの獣医さんに診てもらいに行く。
残念ながら保護猫の対応については特に情報はなく、ノミマダニ駆除の薬を付けてもらって帰宅することになった。
背中に思いっきり薬が掛かっている状態↑
地元の動物愛護センターに相談
検索すると各地域に動物愛護センターがあって、一番近所のセンターに電話をしてみてが、得られた回答は以下のようなもの。
- センターで里親を探しても全員が引き取られるわけではない
- 親猫が戻ってきているかもしれないので一旦保護した場所に戻してください
- 里親を探すよりも母猫の元で大きくなって地域猫になった方が幸せ
- 保護した場所に戻したら一旦離れて2時間後くらいに戻ってみて欲しい
全員が引き取られるわけではない、つまり引き取り手が無かった子たちがその後どうなるのかについては怖くて聞けなかった。
元居た場所に戻すということも怖かったけど、愛護センターから「できればセンターで保護する動物を減らしたい」というような意思も感じたので、戻しに行ってみた。
すると、母猫と思われる猫がひとりで丸まって寝ている!!!
近づいてみると、いつもお馴染みの地域猫の猫ともだちだった・・・!!君、妊娠してたのか!!いつの間に子供を産んでいたんだ!!つうか、君オスだと思ってた、ごめん!!!
ちなみに母猫はこの子でした。めちゃ顔見知りの子。
色んな感情で軽くパニックになるも、ともあれ母猫が戻ってきていて安心。子猫をお腹のところに戻すとおっぱいをあげ始めたのでひとまず母猫に任せて1時間後くらいに様子を見に来ることにして、一旦家に戻ることにしました。
<つづく>
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